2014年2月の記事一覧

遺産分割をする際に、現物分割、代償分割のいずれも困難な場合には、遺産である土地を売却し、その代金を相続人が分割して受け取る方法があります。これが、換価分割（かんかぶんかつ）です。換価分割による場合、遺産分割協議において「土地を売却し、その売却代金から売却に関して要する一切の費用を控除した残額を、法定相続分の割合で分配する」というような取り決めをするわけです。

相続放棄をした場合であっても、お墓などを引き継ぐ権利には影響がありません。相続放棄者がお墓、仏壇、位牌などを引き継ぐことは可能であり、それにより、相続の単純承認の効果が生じることもありません。

法律上の婚姻関係にない男女間に生まれたこのことを、非嫡出子（ひちゃくしゅつし）といいます。いわゆる「未婚の母」である場合のほか、婚姻届を出していない夫婦（事実婚）の子も、法律上は非嫡出子であるわけです。 かつて、非嫡出子 …

2014年2月14日付け、日本経済新聞電子版に「携帯代滞納、カード使えず　ブラックリスト入り275万件」との記事があります。 携帯電話料金の滞納で「ブラックリスト」に登録され、クレジットカードやローンを利用できなくなる恐 …

日本経済新聞の連載「司法書士が見た 相続トラブル百科」、今回の記事タイトルは「相続税ゼロでも安心できない　遺産処分の現実」です。 相続税については、現行制度では基礎控除額が「5000万円＋1000万円×法定相続人の数」あ …

夫婦が離婚したとしても、子どもの相続権には何ら変わりがありません。そのため、再婚後にも子どもがいたとすれば、再婚の前後どちらの子どもも相続人となるわけです。