ワインエキスパート試験

昨日は、ワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」でカリフォルニア・ナパヴァレーのワインについてのセミナーを受講してきました。 アカデミー・デュ・ヴァンへ行くのは久しぶりでしたが、昨年の今頃は、ワインエキスパート試験を受 …

ワインエキスパート試験 (追記あり)

昨日は、ワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」でカリフォルニア・ナパヴァレーのワインについてのセミナーを受講してきました。

アカデミー・デュ・ヴァンへ行くのは久しぶりでしたが、昨年の今頃は、ワインエキスパート試験を受けるための受験対策講座へ通う日々でした。

仕事とは全く関係ない趣味の資格でありながら、想像を遙かに超える試験準備の大変さに苦労したのも、今となっては良い思い出。その頃のことを振り返って、ワインエキスパート試験のことを書いてみたいと思います。

ワインエキスパートとは

ワインの資格として何と言っても有名なのは、社団法人日本ソムリエ協会が認定する「ソムリエ」でしょう。

このソムリエ資格を取るための試験は原則として「ワイン、アルコール飲料を提供する飲食サービス業に5年以従事したことがあり、現在も従事しているもの」であることが受験資格です。つまり、飲食業の人でなければ、ソムリエ試験を受けることはできません。

そこで、ソムリエ試験の受験資格が無い一般のワイン愛好家向けに、日本ソムリエ協会が認定する資格が「ワインエキスパート」です。一般消費者向けとはいっても、試験の難易度は基本的にソムリエと同一で、違うのは、ソムリエ試験には「サービス実技」があることくらいです。

試験の内容と感想

試験は、筆記のみの1次試験と、1次試験合格者が対象の試飲(テイスティング)をメインとする2次試験があります。

筆記試験は記憶すべき量がとにかく膨大。主要ワイン生産国の産地名と、作られているワインの種類、ブドウ品種などをひたすら憶えます。暗記には少し自信のあった私でしたが(司法書士試験は1回目の受験で合格)、限界を完全に超えてました・・・。

それでも、いくら大変だと言っても、筆記試験は暗記すれば良いわけですから話は単純。問題なのは、日をあらためての2次試験でのテイスティング(きき酒)試験でした。

試験では、出されたワインの外観、香り、味についてのコメントに加え、品種、産地、作られた年などを当てるのです。 いわゆる、ブラインドテイスティングです。神の雫みたいな?

ただし、コメントや品種等、全ての項目がマークシートによる選択式なので、審査員の前でグラスをグルグル回しながら、テイスティングコメントを語ったりするわけじゃありません。

この試験のために、ワインスクールや家で、テイスティングの練習を随分としましたが、普段飲んでるはずの品種も、さっぱり当てられない。私より経験がぜんぜん少なそうな人でもちゃんと当てているように見えるし、あまりの自分の駄目さにショックを受けることもしばしば・・・。

自分だけ分からないってことは、味覚や嗅覚が劣るってことですから、そりゃもうワインだけの問題じゃありません。極端にいえば、自らの全人生、全人格が試される勝負だと言っても過言ではなく。

ずっと上達できなかったとしたら、今後は「違いの分からない男」として生きていくしかないわけで。イヤほんと必死でした。

まあ、けっきょくは最後まであまり上達が実感できず、試験では最低限のことが運良くできたって程度だったのですが。でも、味や香りというものに、これほどまでに真剣に向き合ったことはなかったので、とても良い経験になりました。

やったこと無い方は、ワインに限らず、どんなお酒でもいいですから、いちどブラインドテイスティングを試してみると面白いと思いますよ。それで自信を深めるも良し、私のように打ちのめされるも良し。

そんなこんなで何とか試験を終えることができ、現在では、難しいことを考えずに好きなものを飲む日々です。お酒は楽しく飲むのが一番。

そうは言っても、せっかくあんなに勉強したのだから、そのうち本業である司法書士・ファイナンシャルプランナーと絡めて、セミナーを開催できたら楽しそうだと思ってみたり。

ワイン好きの司法書士って多いのでしょうか。

追記(平成23年8月24日)

最近、このブログへ「ワインエキスパート」のキーワードでお越しになる方が非常に多いようです。全然、ワインに関係ない司法書士ブログですみません。

せっかくなので、昨年の試験について書いてみることにします。ただし、二次試験の感想が主なので、ワインエキスパート試験を受ける方以外には、意味不明な話になると思います。

さて、平成23年からワインエキスパートの二次試験は、デギュスタシオン(利き酒)だけになったようですね。昨年までは、一次試験終了後も口頭試問対策として筆記対策と同様の勉強が必要だったので、利き酒の練習に専念できるのが羨ましいかぎりです。その分、出題されるワイン等が6種類に増えたのは、かなり厄介な気もしますが・・・。

昨年、ワインエキスパート試験で出題されたのは4種(ワイン3、その他1)。ワインはリースリング(ドイツ産)、シャルドネ(日本産)、メルロ(フランス産)。その他の飲料として、アマレットが出ました。

アマレットは、杏のリキュールです。いちど経験していれば絶対に間違えない分かりやすい香り。と言いながら、アマレットであることを確認したくて、試験の初っ端につい口にしてしまったのは大きな失敗でした。

強烈な味と香りのせいで、ワインのテイスティング前に、味覚、嗅覚がだいぶ麻痺してしまった気がするので。普通、そんな失敗はしないと思いますが、念のためご注意を。

ワインについては、品種・産地ともに正解だったのは、恥ずかしながらドイツのリースリングだけでした。それですら、試験終了が近くなって「これってリースリングに決まってるじゃん」と、突然に思い立って答えを変更したという体たらく。

しかし、一次試験と同じ会場に数百人が詰め込まれ、全員にワインが配られた後に一斉に試験開始。そして、部屋は寒い、ワインは冷たい、時間は気になる、まわりも気になる。という、異常な環境でのテイスティングは、かなり厳しかったです。ただ、仲間たちの間でもワイン2種は当てている人が多かったので、私がとくに駄目だったとも言えますが。

日本のシャルドネについては、料理の選択肢に「海老の天ぷら」を見た時点で「日本のワイン来た」と歓喜し、日本となれば「甲州来た!」と思い込んでしまったのが敗因です。完全に正解を確信したので、このワインについてはテイスティングにも力を入れなかったくらいで。ただ、品種以外の選択肢は概ね合っていたのが救いではあります。

フランスのメルロ、結局、フランスのどこのワインだったのかは分からずじまいですが、かなりヴィンテージが古かったはずです。ちゃんとしたグラスで優雅な雰囲気の中で飲めばまた違った印象を受けたのでしょうけど、試験中にはあまり質の良いワインに感じませんでした。もう少し開くのを待てば美味しくなった?などと言っている暇はありませんので(笑)。

分からない場合は、出題可能性が最も高い品種にしろとの鉄則に従いCSを選びました。今になって思い直しても、私にはこのワインをメルロだと判断する勇気は絶対に無いので、間違えたのも仕方ないです。

まとめ。私の場合、実力不足のまま受けてしまったのが最大の問題だと思うので、普段のブラインドテイスティングで、普通に主要品種を当てられるくらいの実力があれば、それほど心配する必要は無いのだとは思います。

その域に達するための秘訣は、私には分かりません。まずは、品種ごとの特徴を憶えて、後は練習あるのみでしょうか。テイスティング能力については、先天的な能力によるところが非常に大きいと思います。しかし、試験に受かる程度の力なら努力次第でなんとでもなるはず。

ただ、テイスティングコメントの選択については、決まり事を記憶すること、実戦練習を経験することが大切だと思います。回答すべきは、JSAが求める答えですので。ある程度の対策をしておけば、だいたいの選択肢は機械的に埋まっていくはずです。私は、スクール(アカデミー・デュ・ヴァン)の二次試験対策講座に何度か通いました。

1年ぶりに試験のことを思い返してみましたが、利き酒の試験は運にも左右されますし、やはり怖いものだとあらためて感じました。でも、決して高い壁では無いはずです。これから受験される方のご検討を願っております。

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